Q&A

      藤ヶ丘幼稚園の

 自由保育というと、放任のイメージがあるのですが…。
  “自由”というと、毎日好き勝手に遊んでいるだけではないかと心配に思われるかもしれませんね。
   保育者は、一人 ひとりの成長段階や興味を把握し、遊びの中で様々な発見や成長が出来るよう
   その時々に適した環境を準備しています。自由の中にあることで、発見やヒラメキやアイデアが
   子どもたちを大きく成長させ、子どもたちの自発性を尊重しながら、ひとりひとりの育ちを見守っています。


Q 自由活動では何をするのですか?
  藤ヶ丘幼稚園では、朝の自由活動の時間をとても大切にしています。
   “自由活動”の時間も、どんな遊びをするのか毎月、毎週カリキュラムをたて、季節に合った製作や成長にあった
   集団ゲームや教具などを取り入れています。その中から好きな遊びを見つけて、毎日1時間半ほどたっぷり遊びます。

   教師から指示をして遊びを「やらせ」るのではなく、あくまでも子どもたちの「これがしたい!」という主体性を大事にし、
   遊びの中から人間関係の築き方や意欲、集中力、好奇心また知識を得ていけるよう、準備をしています。これらの育ちは
   実体験の中から得られるもので、大人が口で説明したり、ビデオを見て覚える、ということとは比べ物にならないほどです。

   幼稚園で様々な友だちとたっぷり遊び、その中で笑い、喜び、時にはけんかしたり泣いたり・・・、健康にぶつかり合い
   関わり合う経験を繰り返すことで、一人ひとりの心の栄養となり、子どもは成長・自律していきます。

 他に、どのようなことをして過ごしますか?
A リトミックや楽器遊び、様々な製作活動やゲーム、劇遊びなど、みんなで集まって一つの活動をする設定保育の時間も
   設けています。子どもたちは様々な新しい経験を通して、リズム感や楽器遊びの楽しさ、創造性、そして協調性を得ていきます。

   その他、月に1~2回の絵画の時間や、専門の先生による体操の時間を設けています。

   絵画は、毎回いろいろなものを題材にして、子どもたちが楽しく絵を描けるよう指導しています。きれいに上手に
   描くということではなく、自由な発想をのびのび表現する力や、色を塗りこむ時に必要な集中力、ものをじっくり見る
   観察力などが育つように、と考えています。

   体操は、子どもたちの発達段階に応じ、なわとびやボール、鉄棒、マット運動などに取り組み、好ましい身体的発達や
   成長を促していきます。子どもたちが体を動かすことが好きになり、楽しむことが出来るように指導していただいています。



Q 文字や数などの教育はありますか?
A 文字や数へ興味をもつ時期は、一人ひとり異なります。自由活動や設定の時間に、文字を使ったゲームや活動
   (カルタ、ことば集めゲームや絵本作りなど)や数字を使ったゲームなどを楽しむことで、自然に興味を持てるようにしています。

   また、毎日の絵本の読み聞かせや週一回の“絵本の時間”には絵本の部屋でたくさんの絵本を楽しみ、その中から
   好きなものを選び、貸し出しもしてています。絵本を通して、様々な想像や自然、科学の世界を楽しみ、そこから言葉、そして
   文字への興味へと広がっていく子どももいます。

   就学後に必要な力を育てて欲しいという要望の強いことは承知しています。様々な遊びを通して文字や数に興味をもち、
   自分の思ったことや考えたことを伝える喜びを知り、文字や数の獲得への意欲を育てます。



   私たちは、幼児期にしか育てられない事を大切にしたいと考えています。それは、子どもたちが、周りの人々(家族や先生、
   友だちや友だちの家族など)に愛され、認められていることを実感することで、自分に自信を持つ、また、周りの人を
   信頼し思いやる心を持つこと、大人に「させられる」のでは無く、自分から様々なことに興味を持ち、主体的に行動していく力・・・・。
   こういった心の育ちに重きを置いて保育しています。



 徒歩通園が大変そうですが…
  通園バスでの登園と違って、毎日、幼稚園まで送り迎えすることは大変だと思います。しかし、子どもと一緒に会話をし、
   四季おりおりの風景や自然を感じ、たまには寄り道をしながら、歩きや自転車で通うことは、親子の絆を深めます。


   また、徒歩通園で毎日たくさん歩き、幼稚園でも思う存分走り回って遊ぶ藤ヶ丘の子どもたちは、足腰も自然に強くなって
   いるようで、たくましく、転びにくい子が多いと体操の先生からも聞きました。

   毎日園に来ていただけるので、何かあれば教師とすぐ話し合う事ができます。園の様子なども把握しやすく、
   子どもたちの園生活や、教師との関わりなどを垣間見ることができる良い朝はバスの到着の時間差もなく、
   9時から保育を始められることも徒歩通園のメリットと言えるでしょう。


 毎日のお弁当づくりが心配です。
 「見て!今日は大好きな○○が入ってる!」「○○ちゃんのもおいしそう!」・・・お弁当の時間になると、あちこちで子どもたちの
   お弁当紹介が始まります。どの子も、大好きなお家の人が作ってくれたお弁当をいただくことに嬉しさを感じているようです。
   ですから、残す時は「せっかく、作ってくれたのに・・・」と残念顔。作ってくれた人の顔が見えるので、食べ物に対する愛着や
   食の大切さを実感出来るようです。

   幼稚園生活の中でお弁当は子どもたちが楽しみにしている時間の一つです。長時間幼稚園で過ごしている子どもたちにとって、
   お弁当の時間はご家庭とのつながりを感じられる、ほっとしたひとときとなっています。豪華なものでなくても、小さいお弁当箱
   ですので、ご飯と2,3種類のおかずや野菜でいっぱいになります。前日の残り物などを皆さん上手に利用されてらっしゃいますよ。

   また、お子さまの体調や食欲、アレルギーなど調節がしやすく、どれだけ食べたかによってお子さまの状態も把握できます。
   このように一人ひとりの状態にあった、やかな配慮が出来るのも、お弁当の利点だと考えています。

   忙しい朝、ほぼ毎日お弁当を作るということは負担かもしれませんが、小学校に上がると毎日給食となります。
   それまでの3年間、手作りのお弁当を通して伝わる愛情ははかりしれません。お子様がお弁当を楽しく食べてくれることを励みに、
   作ってあげて下さいね。


 少人数の園なので、小学校に行くときになじめるかどうか心配です。
  藤ヶ丘幼稚園は少人数なので、教師がどのクラスの子どものことも把握し、ひとりひとりを大切に保育しています。また、
   保護者の方、子どもたちもそれぞれの名前や顔を知り、お互いの個性を知った上で毎日を過ごしています。

   毎年のクラス替えなどで環境が大幅に変わることは無いので、安定した環境のなか、お互いの事を良く知る友だちと深い
   信頼関係の中で過ごします。途中で入園してきた子どもも、温かい雰囲気の中で徐々に自分を出して遊ぶことができます。

   幼児期に、しっかりした人間関係を結ぶことは、安心して、のびのびと個性を発揮していくことにも繋がります。小学校は
   どの幼稚園に通っている子にとってもはじめての経験なので、戸惑いを覚えて当たり前です。だから、幼稚園を小学校に向けての
   “予備校”とするのではなく、幼児期は安定した気持ちで無理なく過ごし、自信を持って小学校生活を迎えられるようにと考えています。
   自由保育で過ごしてきた子どもたちにとって、就学後に戸惑いを覚えることもあるようですが、学校生活に慣れてくると
   『幼児期に培われた、自分の頭で考え、行動する力を発揮できる』と、小学校の先生より聞いています。


   3歳、4歳、5歳混合でクラスに編成し、異年齢の友だちと遊ぶ経験を保育を行っています。お互いに違いを認め、尊重し、
   幼児期という柔軟な時期に様々な友だちと関わる力を育むようにしています。


 幼稚園は母の会の手伝いが大変だとききますが…
  藤ヶ丘幼稚園の保護者の方は、皆さん母の会に入っていただきます。その中から、毎年クラス3名ほどお世話をしてくださる方を選び
   “幹事会”を構成します。幹事になった方で、その年の計画をたてていただき活動していきます。
   その他の保護者の方に手伝っていいただくのは、絵本の返却のお手伝い(希望者の方のみ)また、母の会主催の講演会や
   講習会に希望の方は参加していただく、という形になります。

   行事の際のお手伝いなどは特にお願いいたしませんので、無理の無い範囲でのご参加で結構です。